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壁紙の補修、お手入れ方法

前項では、貼り終えた後に余った壁紙の処分方法についてお話ししてきました。本項では壁紙DIYが終わった後の補修や、お手入れの方法についてご紹介していきます。いざという時の補修方法を学んだ上で、定期的にお手入れをして、壁紙をきれいに保ちましょう。

壁紙の補修方法を学びましょう

1 補修に必要な道具

補修に必要な道具

壁紙の補修には、「1-3 壁紙DIYに必要な道具」でご紹介したDIYに必要な道具と、ボンドやコークが必要です。壁紙が破れてしまった場合には、ボンドで補修しましょう。壁紙用ボンドでなくても、木工用で代用が可能です。コークは水性なので伸びがよく、端にも使いやすいのが特徴です。壁紙が剥がれて、継ぎ目が目立ってしまうときは、壁紙と同色のコークを使用することで簡単に解決できます。

また、作業時にマスキングテープがあると、目印をつけたり、補修箇所の周りの壁を保護したりするのに便利です。

2 実際に補修してみよう

マスキングテープで傷の周りを囲います。この時、マスキングテープは傷から1cm離れた外側に貼ります。

マスキングテープで傷の周りを囲います。この時、マスキングテープは傷から1cm離れた外側に貼ります。

マスキングテープの枠の内側に合わせて、補修用の壁紙をカットし、ボンドを付けて貼ります。

マスキングテープの枠の内側に合わせて、補修用の壁紙をカットし、ボンドを付けて貼ります。

撫で刷毛を使って空気を抜きます。簡単に剥がれないように、しっかりと貼りましょう。

撫で刷毛を使って空気を抜きます。簡単に剥がれないように、しっかりと貼りましょう。

元の壁紙と補修用の壁紙の重なった部分(補修用壁紙の外周より5mm程内側)を切り抜きます。

元の壁紙と補修用の壁紙の重なった部分(補修用壁紙の外周より5mm程内側)を切り抜きます。

切り抜いた補修用の壁紙を手で剥がします。細かい作業ですので慎重に行いましょう。

切り抜いた補修用の壁紙を手で剥がします。細かい作業ですので慎重に行いましょう。

切り抜いた元の壁紙も剥がします。画像の、線の内側部分です。

切り抜いた元の壁紙も剥がします。画像の、線の内側部分です。

不要な部分を剥がし終えたら、補修用の壁紙を戻して貼り付けておきます。

不要な部分を剥がし終えたら、補修用の壁紙を戻して貼り付けておきます。

補修用の壁紙と元の壁紙の境目をローラーで押さえて、補修部分全体をしっかり圧着します。

補修用の壁紙と元の壁紙の境目をローラーで押さえて、補修部分全体をしっかり圧着します。

壁紙の穴が目立たない状態になるように圧着したら完成です。

壁紙の穴が目立たない状態になるように圧着したら完成です。

壁紙のお手入れ方法を学びましょう

1 壁紙の汚れの種類とは

壁紙の汚れの種類とは
  • 手垢やホコリ

    無意識のうちに壁紙を触ってしまうことは多く、その都度、壁に手垢が付着します。また、空気中に舞ったホコリは、空気の流れで壁に付着して溜まってしまいます。

  • タバコのヤニ

    タバコに含まれているタールが、壁に付着して黄色く変色することがあります。タバコの煙によってタールが壁まで運ばれ、少しずつ蓄積することが原因です。

  • カビ

    お風呂場などの水回りだけでなく、結露などが原因でお部屋にもカビが発生することがあります。雨で換気ができない日が続くと、壁紙が水分を取り込んで、カビの原因になってしまいます。

2 お手入れに必要な道具

お手入れに必要な道具
  • はたき…ホコリを取り除きます。
  • クロス、雑巾…はたきでは取れないホコリや汚れを取り除きます(特にマイクロファイバークロスがオススメです)。
  • 中性洗剤…手垢やホコリを落としてくれます。使用する洗剤は台所用の物で問題ありません。
  • アルカリ性洗剤…クレヨンやペンなどの油汚れを落としてくれます。
  • 中性洗剤…手垢やホコリを落としてくれます。使用する洗剤は台所用の物で問題ありません。
  • 重曹…タバコのヤニ汚れや中性洗剤では落とせなかった手垢に効果的です。水に溶かして使いましょう。
  • カビ取り漂白剤…重曹でも落とせない汚れはカビの可能性が高く、漂白剤を使う必要があります。色落ちしてしまうことがありますので、気を付けましょう。

3 実際にお手入れしてみましょう

実際にお手入れしてみましょう

まず、壁紙の素材を確認しましょう。少量の水をかけて弾けばビニール壁紙です。素材がビニール以外の壁紙は、以下にご紹介する方法では、壁紙を傷つける可能性がありますので注意してください。

  • 手垢やホコリ

    最初に、はたきを使って表面のホコリを落とします。次に、水で濡らした雑巾やクロスを固く絞り、中性洗剤を数滴たらします。この雑巾やクロスを使い、壁を上から下に拭いていきます。その後、洗剤の付いていない濡れた雑巾で拭き、仕上げに乾いた雑巾やクロスで拭いて完了です。
    壁をきれいに拭くためのポイントは、力を入れすぎず優しく拭くことです。強く拭くと、壁紙がよれる原因になるため、気を付けましょう。この方法で落ちない手垢やヤニの汚れは、次の方法を試してみてください。

  • しつこい手垢やヤニの汚れ

    中性洗剤では落ちない手垢やヤニの汚れには、重曹を使います。重曹はそのまま使用するのではなく、水100mlに対して重曹小さじ1杯を混ぜ、重曹水を作って使用します。壁紙のホコリを落としたら、まずは水拭きをします。次に、重曹水を汚れにかけ、拭き取ります。最後に、乾いた雑巾やクロスで拭いて完了です。

  • カビ

    重曹水でも落ちない汚れに関しては、カビの可能性が高いので、カビ取り用の漂白剤を使います。使用する際には、必ず換気を行い、手袋をして作業しましょう。色落ちが気になる方は、事前に、目立たない場所で試してみると安心です。漂白剤でも汚れが落ちない時は、掃除業者に相談することをオススメします。

  • お子様の落書き

    クレヨンやペンなどの落書きによる汚れは油汚れになります。油汚れには、アルカリ性洗剤が有効です。ガスコンロや換気扇の掃除に使用している洗剤を使うことができます。また、油汚れは除光液やクレンジングオイルでも落とすことができます。汚れの上に塗り、雑巾やクロスで拭き取るだけなので簡単です。

きれいな壁紙で快適な生活を送りましょう

本項では、壁紙の補修とお手入れの方法について、ご紹介してきました。壁紙が剥がれたり、汚れたりしてしまった際に、ぜひご活用ください。定期的にお手入れをすることで、壁紙の状態をきれいに保つことができます。ご自身だけでなく、ご家族と協力してお手入れを行い、快適な生活を送れるようにしましょう。

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