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壁紙のリピートと必要数量の計算

壁紙のカタログを見ていると「リピート」という表記を見かけることがあります。この「リピート」は、実際に壁紙を購入する数量にも関係します。本項では壁紙のリピートとは何かを理解し、その上で壁紙の必要数量を計算する方法を学びましょう。

壁紙のリピートとは

カタログでのリピート表示例
↕︎はタテ、↔︎はヨコを表しているので、
この場合のリピートは「タテ:64cm、ヨコ92.5cm」

壁紙のリピートとは、柄物の壁紙に多く見られる特徴で「同じ柄が繰り返される一定の間隔」のことを指します。リピートは、タテまたはヨコという「柄の方向」と、柄が繰り返される間隔を示す「長さ」で表されます。

例えば「リピート:タテ46.2cm」という表記であれば、タテ(上から下)方向に46.2cm間隔で同じ柄が繰り返しデザインされた壁紙であるということを表しています。無地の壁紙には基本的にリピートはありません。

例:タテ46.2cm、ヨコ46cmのリピートの壁紙の場合

この例からも、壁紙の柄が上下左右で均等に揃って見えるようにするには、リピートを計算しながら貼っていく必要があることが分かります。

壁紙の必要な数量を計算する

リピートのある壁紙は、壁に貼った時に柄のデザインが揃って見えるように、リピートを計算に入れて購入する数量を決める必要があります。その計算式を覚えて、それに沿って数量を計算することもできますが、少しめんどくさい気もします。

そこで、当店では計算式を知らなくても必要な壁紙の数量がわかる自動計算ツールをご用意しておりますので、壁紙の数量自動計算ツールからご利用ください。

もし計算式にご興味がある方は以下を読み進めてください。

リピートのない壁紙の場合は、まず張り替えたい壁の床から天井までの高さを測り、切りしろ10cm分を足して必要な壁紙の長さを計算します。
一方、リピートのある壁紙の場合は、1枚ごとにリピートが途中で切れないように数量を計算しなければなりません。
壁紙を購入する時には、必ずリピートの有無を確認しましょう。必要な長さは、以下の手順で計算することができます。

  1. 床から天井までの高さに切りしろ10cm分を足した数をリピートの長さで割る
  2. その数の小数点以下を切り上げ、リピートの長さをかける
  3. 上記で計算した1カットごとの長さに必要な枚数をかけて合計数量を算出する

例えば、天井の高さが240cmの壁に壁紙を4枚貼る場合、リピートの有無によって、以下のように必要な壁紙数量の計算方法が異なります。

リピートなしの壁紙の場合

天井の高さ【240cm】 + 切りしろ【10cm】= 250cm
250cm × 4枚 = 1000cm = 10m
必要な壁紙は10m

リピートあり(タテ92cm)の壁紙の場合

  1. 天井の高さ【240cm】 + 切りしろ【10cm】= 250cm
  2. 250cm ÷ リピート【92cm】= 2.72
    小数点以下は切り上げで、3リピート分の壁紙が必要となります。
  3. リピート【92cm】× 3リピート分 = 276cm
    276cm × 4枚 = 1104cm = 11.04m
    必要な壁紙は12m

もしかすると、初めてDIYで壁紙の張り替えに挑戦しようとされている方には分かりにくい計算かもしれません。慣れないうちは壁紙の数量自動計算ツールを使って数量を計算するのがおすすめです。

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