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壁紙同士のつなぎ目がズレる

前項では、壁紙DIYの注意点として「壁と天井の境目」についてお話ししてきました。本項では、「壁紙同士のつなぎ目がズレる」ということについてご紹介します。壁紙のリピートについて知り、つなぎ目がきれいな壁に仕上げましょう。

柄リピートのある壁紙を使用する場合は要注意

リピートとは

リピートとは

壁紙の商品説明を見ていると「リピート」という表記を見かけることがあります。リピートは柄物の壁紙に多い特徴で、「同じ柄が繰り返される一定の間隔」のことです。リピートには柄の方向によってタテとヨコがあり、柄が繰り返される間隔を数字(cm)で表しています。

例えば「リピート:タテ92cm」という表記は、タテ(上から下)方向に92cm間隔で同じ柄が繰り返されているという意味で、ヨコの場合も同様の表記をします。無地の壁紙には基本的にリピートはありません。

壁紙を貼る際の注意点 壁紙を貼る際の注意点

壁紙を貼る際の注意点

リピートのある壁紙に張り替える場合、1枚目に貼った壁紙と2枚目に貼る壁紙(1枚目と並べて貼る壁紙)のタテのリピートを揃えて貼る必要があります。そうしないと、1枚目と2枚目のつなぎ目がズレて、全体の見栄えが悪くなってしまいます。
こういったリピートのズレを防ぐには、2枚目に貼る壁紙を1枚目の壁紙に合わせてカットし、先に貼った1枚目の壁紙と少し重なるように貼ると良いでしょう。

画像のように両端に印が付いているので矢印が合うように重ねましょう。3cm程重なるように貼り、リピート合わせの位置が確定したら、刷毛で空気を抜きながら全体を貼り付けます。上に重ねた壁紙の端から5mmほど内側を、天井から床に向けてタテ方向にカットし、撫で刷毛で整えたら、最後にローラーでつなぎ目部分を馴染ませましょう。

必要な壁紙の数量を計算しましょう

壁紙を購入する時には、必ずリピートの有無を確認しましょう。リピートのない壁紙の場合は、まず張り替えたい壁の床から天井までの高さを測り、切りしろ10cm分を足して必要な壁紙の長さを計算します。
一方、リピートのある壁紙の場合は、1枚ごとにリピートが途中で切れないように数量を計算しなければなりません。
その必要な長さは、以下の手順で計算することができます。

  1. 床から天井までの高さに切りしろ10cm分を足した数をリピートの長さで割る
  2. その数の小数点以下を切り上げ、リピートの長さをかける
  3. 上記で計算した1カットごとの長さに必要な枚数をかけて合計数量を算出する

例えば、天井の高さが240cmの壁に壁紙を4枚貼る場合、リピートの有無によって、以下のように必要な壁紙数量の計算方法が異なります。

リピートなしの壁紙の場合

天井の高さ【240cm】 + 切りしろ【10cm】= 250cm
250cm × 4枚 = 1000cm = 10m
必要な壁紙は10m

リピートあり(タテ92cm)の壁紙の場合

  1. 天井の高さ【240cm】 + 切りしろ【10cm】= 250cm
  2. 250cm ÷ リピート【92cm】= 2.72
    小数点以下は切り上げで、3リピート分の壁紙が必要となります。
  3. リピート【92cm】× 3リピート分 = 276cm
    276cm × 4枚 = 1104cm = 11.04m
    必要な壁紙は12m

いざ壁紙のDIYを始めたときに「壁紙の長さが足りない!」という失敗をしないためにも、必要な数量をきちんと計算してから壁紙を購入することが大切です。「壁紙の数量計算は大変」「複雑な計算をしなければいけないのならDIYは面倒」という方のために、ゲキセンプラスでは壁紙の数量を自動で計算するツールをご用意しております。壁紙数量の計算にぜひご活用ください。

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