作業を始める前に
ボンドのオープンタイムとは
オープンタイムとは、塗ったボンドを乾燥させるための待ち時間です。ボンドは、乾ききる直前が1番接着力を発揮します。そのため、オープンタイムを取らずにタイルを貼ってしまうと、接着不良を起こしてしまうことがあります。ボンドに記載してある時間を確認し、きちんとオープンタイムを守ってから床タイルを貼っていきましょう。
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前項までは、実際に床タイルを貼る前の下準備についてお話ししてきました。本項では、実際に床タイルを貼っていく方法や工程について、レンガ貼りでの進め方をご紹介していきます。
ボンドのオープンタイムとは
オープンタイムとは、塗ったボンドを乾燥させるための待ち時間です。ボンドは、乾ききる直前が1番接着力を発揮します。そのため、オープンタイムを取らずにタイルを貼ってしまうと、接着不良を起こしてしまうことがあります。ボンドに記載してある時間を確認し、きちんとオープンタイムを守ってから床タイルを貼っていきましょう。
①基準線の奥半分にクシベラを使ってボンドを塗り広げていきます。奥側から入り口側に向かって塗り広げていきます。
②広い部屋の場合は、3分割や4分割など細かく区画を分けて貼ります。ボンドが乾かないように気を付けて下さい。
③ボンドがきちんと塗り広げられていないと、タイルからはみ出したり、うまく貼れないことがあります。慣れないうちは慎重に進めましょう。
④ボンドを塗り広げた後、乾燥のための時間(オープンタイム)を取ります。オープンタイムは、ボンドによって異なります。
⑤中心点から、基準線に合わせて左右対称になるように貼っていきます。裏面に矢印のあるタイルは、矢印の向きに合わせて貼ります。
⑥最初の1枚目は、中心点にタイルの角が合うように貼ります。線にピッタリと合うように慎重に貼り進めて下さい。
⑦貼り終わったらローラーで圧着します。圧着できていないと、浮きや剥がれの原因になるので、1枚ごとにしっかりと圧着します。
⑧2枚目以降は、貼り終えたタイルの側面に合わせて貼っていきます。ローラーでの圧着を忘れず、壁際の最後の1枚以外を貼り進めて下さい。
⑨壁際の最後の1枚は、既に貼ってある端のタイルの上に別のタイル(a)を乗せ、その上に壁につけてもう1枚のタイル(b)を乗せます。
⑩aとbを重ねたまま、bをずれないようにしっかりと押さえて、bの縁に沿ってaにカットする用の線を引きます。
⑪線に沿ってカッターで切り込みを入れた後、タイルを立てて折り曲げます。折り曲がった部分を、カッターで切り取って下さい。
⑫カットした切り口が壁側に向くようにして貼ります。忘れずにローラーで圧着すれば、これで1列目の施工が完了です。
2枚目以降は、次項2-4 2列目以降も貼っていこうをご覧ください。