1 レンガ貼り
レンガ貼りとは、一定の間隔で交互にずらしながら貼っていく、初心者でもトライしやすい貼り方です。縦方向の目地が揃うので、整然としていてシンプルな印象になります。定尺貼り、りゃんこ貼りとも呼ばれています。
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前項までは、床タイルのDIYをするための基礎知識についてお話ししてきました。本項では、いよいよ床タイルのDIYにチャレンジしていくために、実際の方法や工程についてご紹介していきます。まずは床タイルの代表的な貼り方について学習していきましょう。
レンガ貼りとは、一定の間隔で交互にずらしながら貼っていく、初心者でもトライしやすい貼り方です。縦方向の目地が揃うので、整然としていてシンプルな印象になります。定尺貼り、りゃんこ貼りとも呼ばれています。
乱貼りとは、わざとずらして貼ることで、フローリングのように見せることができる貼り方です。床板同士のつなぎ目がランダムになり、縦方向の目地は揃いません。様々な長さのタイルを使うので、同じ長さのタイルを使用する際と比較すると安く仕上げられることがあります。
斜め貼りとは、部屋の四隅に対して、45度方向に床材を貼り合わせていく貼り方です。部屋を広く見せることができます。動きのある空間に仕上げることができ、床の広がりがモダンでオシャレな印象を与えます。個性的な部屋に仕上げたい場合にオススメの貼り方です。
ヘリンボーン貼りとは、同じ長さに揃えた床材をV字に貼り合わせていく貼り方です。ヘリンボーンとは、「ニシン(herring)の骨(bone)」という意味の言葉で、床に貼った見た目が魚の骨のように見えることに由来しています。北欧やフレンチなどの海外スタイルが似合い、とてもオシャレに見えます。部屋の長辺方向に配置することで、部屋全体の奥行きを感じさせることもできます。
通常の商品に比べ、サイズが半分のため、初めてDIYをする方にピッタリなタイルです。微調整が利きやすく、部屋の一部やトイレなどの狭い場所でも使いやすいのが特徴です。
色や抑揚の異なるタイルが、1箱の中にランダムに入っています。色の付いたタイルとベーシックなタイルが同梱されているので、これだけでオシャレな床に仕上がります。
1枚ごとに表情が違うため、ヘリンボーン貼りにすることで、色のグラデーションも楽しむことができるタイルです。目地も自然な色合いなので、風合いを損なうこともありません。
ヘリンボーン貼りが簡単にできるよう、平行四辺形にカットされたタイルです。形状に合わせて並べるだけで完成します。面取り加工をすることで、形状をくっきり表現しています。
ヴェルサイユ宮殿でも使われるほどオシャレな貼り方であるヘリンボーン貼りですが、他の貼り方に比べると難易度が高いため、DIYでは敬遠されがちです。それでも「ヘリンボーンの床にしたい!」という方におすすめなのがヘリンボーン柄のタイルです。タイル自体がヘリンボーン柄なので、貼り合わせるだけで簡単にヘリンボーン調の床が完成します。ここでは、代表的な商品を2つご紹介します。また、ヘリンボーン貼りに関して詳しくは、2-5 ヘリンボーン柄に貼ってみようをご覧ください。
貼り合わせるだけで、ヘリンボーン柄が完成するタイルです。表情を出すために、わざと柄が合わないようになっています。面取りをしていないので、フラットな目地に仕上がります。
今回ご紹介しましたように、同じ床タイルでも貼り方によって与える印象や貼る際の難易度が大きく異なります。ご自身に合った貼り方で床タイルのDIYにチャレンジしてみましょう。実際の張り替え工程や床タイルを選ぶ際のポイントなどは次項以降でご紹介していきますので、是非そちらも参考にしてみてください。