クッションフロアのメンテナンス｜初心者向けクッションフロアのDIY講座

前項までは、クッションフロアを選ぶポイントについてお話ししてきました。本項では、クッションフロアをDIYした後のお手入れ方法などについてご紹介していきます。お手入れや掃除の仕方などをしっかりと学び、きれいなクッションフロアで快適な毎日を過ごしましょう。

普段の掃除は、掃除機や雑巾で水拭きする程度で十分です。ひどい汚れは、中性洗剤を水で薄めて拭き取り、洗剤が残らないように最後に水拭きしてください。水で濡れていると滑って危険なので、水拭きは固く絞った雑巾を使うようにしましょう。

料理中に飛び跳ねた油で床がべたつくときは、中性洗剤をお湯で溶かし、固く絞った雑巾で拭きましょう。頑固な汚れには、「プラスチック床用」「ビニル床用」などの表示がある床用クリーナーや家庭用洗剤を使用してください。洗剤を使用して掃除をした後は、固く絞った雑巾で水拭きしてください。

汚れを放置したり油汚れが蓄積すると黒ずみの原因になります。黒ずみが目立つ場合、まずは薄めた中性洗剤を使用して黒ずみを拭き取ってみましょう。それでもきれいにならない頑固な汚れには重曹がおすすめです。アルカリ性の重曹を使用すると、酸性の油汚れや皮脂汚れを中和してくれるので、汚れが落としやすくなります。

脚がゴム製の椅子や、家具の塗り地が長時間接触していると、徐々にクッションフロアが変色してしまうことがあります。一度変色してしまうと元通りにすることはできないため、ゴムが直接接触しないよう薄い布や紙などを挟んで工夫しましょう。

カビが発生した場合は、できるだけ早めに中性洗剤で拭き取りましょう。中性洗剤を使っても落ちない場合は、深部までカビが発生している可能性があるため、専門業者に依頼するのがおすすめです。こまめに換気を行い、湿気を逃すことでカビが発生しにくくなります。

毎日のお手入れで快適なおうち時間を

お手入れの方法をしっかりと理解し、普段からこまめな掃除を行うことで、長い間きれいな状態のクッションフロアを維持できます。本項でご紹介したやり方を参考に適切なお手入れを行い、快適な空間作りを心がけましょう。